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写真に没頭するあまり精神的にも肉体的にも苦痛を伴い、結果家族にも迷惑を掛けてしまっていた。
現実から、社会から、家族から、写真から、逃げるだけ逃げてひょっこり近づいては泥沼に沈み込むように落ち込んだりと
自分勝手を繰り返す日々。年月。
思い返しても、とんだ甲斐性無し。
太陽光を長時間浴びると身体をこわす体質で、ひきこもり気味の生活を過ごしていた。
家の中でシャッターを切ることが多くなり、レンズの向こう側にはいつも自分が見ているものばかりが写された。
それは妻や息子だったり、日々の生活の中にあるものだったり。
10年前には気づけなかったそれらが今愛おしく思える。
自分にとってのまぶしさは家族との生活であり、時々強行する外出時の陽光そのものであり、、、
いや、やっぱり家族と写真だけかな。
「愛のような、まぶしい」
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